※しばらく、
帰郷話が続きます。ご了承ください。
祖母の葬式の為、10数年ぶりに札幌へ帰ってきた、元道民。
僕です。
告別式も終わり、少し離れた火葬場へ行った後、
「斎場に戻る」と言うスケジュール。
「何故か?」と思ったら、そのまま
「初七日」「四十九日」の法要まで行うと言う、
ビックリするシステムです。
これも、合理的に考える、現代のシステムでしょうか。
再び集まる事も難しいので、施主だった母は、そんなスケジュールにしたのだと思います。
さすが母。「ちゃらんぽらんで親不孝者。そんな僕が、唯一つ出来る事は、早死にして
『生命保険で大金を渡す事』だ。」と、思っていました。
ちゃらんぽらんですが、しっかり生命保険には入っており、受け取る金額も少なくありません。
迷惑ばかりかけているのだから、せめて、
実家の両親にはお金を残せるよう早死にした方が、よっぽどの孝行ではないだろうか。
でも、それは違うんだな。
そう、改めて思った齢37。
僕です。
棺にたくさんの花を献花した際、
気丈だった母が、祖母の顔を見て泣いていました。
「ばあちゃん、花作るのも好きだったもんね。」そう言って、親戚が花を添える姿。
きっと、母も耐えられなかったのでしょう。
あんな思いを、再び母にさせると言う事が、
とんでもない親不孝だと、
今更ながらに気づきました。
そんな事にすら、気づかなかった自分が恥ずかしい。
「金持ちじゃなくても、実家を離れていも、生きている事が、親孝行なんだよ。」と、知り合いに言われ、グッと涙をこらえた齢37。
そんな馬鹿者が、僕です。
↑花を添えるようにクリックしていただけると、斎場の隅で、誰にも気づかれないように涙を流していた僕は嬉しいです。すみません、ありがとうございます。
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- 2013-10-08
- 普段の生活
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お心遣い、本当にありがとうございます。
おかげ様で、家族親戚集まって、無事葬儀も済みました。
斎場での仕出し弁当ばかり食べた今回でしたけど、仰る通り、久しぶりに四人でテーブル囲みましたよ(笑
酔っぱらって号泣し、父に恥ずかしい姿を晒してしまいました(><
頻繁には帰られませんが、また実家に帰りたいと思います。
そして、これからもバカ料理考察頑張ります〜♪それもまた、親孝行、、、、に、なりますかねぇ?(笑