全日本キックボクシング・後楽園ホール大会「New Year Kick Festival 2009」に行ってきた。
毎度のごとく、、、野次が汚い。ごく一部の人間だが、野次れば良いと言うものではない。特に今回の興行は生放送だったらしい。放送禁止用語連発の野次はもう追い出した方がイイ。気分が悪い。
そんな事もあったが、とってもイイ試合が多く、試合自体は楽しめた。
バンダム級トーナメントなんて判定続きだったが、それだけ個人個人の強さが変わらなかっただけ。決定力不足と一言で片付けるには勿体無いゴツゴツしたイイ試合でした。
決勝で負けた瀧谷渉太選手の悔し涙にもらい泣きしそうでした。19歳とまだ若いながらもヘロヘロになってフルラウンド闘う姿には感動。もちろん優勝してチャンピオンになった寺戸選手もローブローが多かったものの凄く良かったと思います。
山本真弘選手と石川直生選手の試合も凄かった。本当は二人の試合が見たかったが、山本選手が拒否したのは「それはそれでアリ」かなとも思ってしまう。「孤高の天才」田村潔選手的なスタンスでしょうか。いつかまたお互いが納得した時に試合をしたら凄い爆発力になるんだろうなぁ。
石川選手は大好きだし、最後の飛び膝蹴りからのワンツーで現役ムエタイランカー・スアフワンレック・シービューガーデン選手をKO!ぶっ倒れた瞬間の会場の爆発と石川選手のカッコ良さはキックボクシングに興味ない人にも見てほしいくらい。すげぇ!
基本、プロスポーツの選手と言うのは大人しい人達が多い。どんなに強くても「華がない」って人。
パンフレットに掲載された話に「アメリカのNFLでは『コメントの練習』もある」のだそうだ。リップサービスもプロスポーツ選手には必要だと言う。要は「人前で自分を見せる」と言う仕事は常に人を引き付ける力を持てと言う事なのだと思う。
全日本キックで一番「華がある」のは、やっぱり石川選手だよなぁ。あと、ティグレ・ヨースケ選手とかか?
新年早々、本当に素晴らしい試合でした。頑張れ!石川選手!!
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- 2009-01-04
- プロレス・格闘技
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