
飲み仲間の娘が、
3歳の誕生日を迎えたと聞き、
「何か誕生日プレゼントでもあげようか?」と思ったオジサン(僕)。仕事帰りに、
本屋へ寄りました。
プレゼントは
「絵本」と、何故か決めていた自分。
感受性豊かな子に育ってほしい。そんな願いから、
絵本を選んだのです。
絵本と言えば、
「ぐりとぐら」「ノンタン」。そして、最近復刻したと言う
「ちびくろサンボ」を思い出します。あくまで
私感ですが、そんなイメージ。
差別問題だなんだと、
「ちびくろサンボ」は販売中止していましたが、子どもにとっては、そんな差別、
微塵にも思ってはいないと思います。
「虎がバターになる」「お母さんにパンケーキを焼いてもらう」この2つが、
「ちびくろサンボ」の重要ポイントです。大事なのは
「虎のバターが、どれだけ美味しいのだろうか?」だと思うのです。
大人にも懐かしい
「ちびくろサンボ」を買おうと思ったのですが、あいにく本屋には
置いておらず。
もう一冊の
「ベスト絵本」である、新美南吉の
「手袋を買いに」を購入。新美南吉と言えば、他には
「ごんぎつね」程度しか読んだ事はありませんが、切なく淡い新美南吉の世界観は素晴らしい、、、と、記憶しています。
他にも
「ノンタン」を買い、飲み仲間との待ち合わせ場所でもある、
行きつけの某居酒屋へ。
何度会っても、
オジサン(僕)の名前を覚えてくれない、あの娘に、今日は名前を覚えてもらおう!そんな
イメージアップ大作戦です。
プレゼントの包装紙をバリバリと開けた娘は、新美南吉の名作
「手袋を買いに」を手にして、何を思うのだろう?
「本がデカい」と、拒否されました。、、、そのデカい本は、
早々にお父さん(飲み仲間)のリュックの中へ。
内容うんぬんではなく、
「本がデカい」と言う拒否理由。オジサン(僕)の名前は、まだまだ覚えてくれそうにありません。
今夜の酒は、なんとなく苦く、一緒に注文した「担担麺」は、いつもより辛い気がします。
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- 2007-03-27
- 普段の生活
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