全日本キックボクシング興行・後楽園ホール大会「Krush.3」を見に行った。K-1ルールのみで構成された大会で、普段の全日本キックボクシングルールとはちょっと違う。
そのおかげもあるのか、普段は見なれない他団体の選手も参戦し、今まであり得なかった豪華カードが組まれるので大人気のシリーズ。
今回、J-NETWORKと言う団体から参戦しました「ファイヤー原田」選手。J-NETWORライト級4位の人気ランカーで、全日本キックボクシングへはこれで3回目の参戦(だったと思う)。
あくまで私見だが、キックボクシングのファンって「団体のファン」が多いのではと思う。僕も全日本キックのファンで他の団体はあまり見ないし、全日本所属vs他団体選手ならば、やっぱり全日本を応援してしまう。
が、ファイヤー原田選手だけは違う。どの団体に上がろうが、どの選手と戦おうが、勝とうが負けようが人気は異常に高い。全日本キックの所属ではないのに、凄い声援。
それはきっと「不器用なカッコ良さ」なんだと思う。
本当に失礼で申し訳ないのだが、スマートな試合運びはしない。ボコボコに打たれる事が多い。ゴリラ顔だ。
でも、、、そんなファイヤーさんだからカッコイイと思う。なりふり構わず、ダサくても、這いつくばっても、感情剥き出しで勝ちに行こうとする姿勢。だから感動を生むし、そういう人は「ダサカッコイイ」。
1RKOの瞬間、会場が一気に爆発。初めて「勝利のファイヤーダンス」を見ました。そして入場曲「HERO(朝倉三希さんの)」にあわせて皆で拳を突き上げる。
今日の大会、一番面白かったのは1分ちょっとで試合が終わったファイヤー原田選手の試合だったと思う。
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- 2009-05-17
- プロレス・格闘技
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