数年前、某ライブハウスで仕事をしていた時。
終電を逃し、帰れなくなってしまい、僕と仕事の先輩は、ライブハウスで一晩過ごす事になりました。
当時の僕と先輩はまだ若く、毎日が楽しい時間でした。
先輩は、いつもフォークギターを持っていて、二人が好きな曲を唄ったり、先輩が即興ライブを始めたり、本当に楽しい思い出ばかり。
「ソフラン、ソフラン〜柔らか仕上げ〜♪」
その夜、何故か突然、即興で唄い始めた先輩。
「それ何の曲ですか?」と聞いたら、「ソフランの歌」だと言います。
サビの部分だけでしたが、それが異常に盛り上がり、それじゃぁ「ソフランの歌」を完成させて、P&Gに売り込んでCMソングに使ってもらおう!と言う流れに。
完成した「ソフランの歌」は、全部で4コーラスあり、それぞれ「春夏秋冬」を唄っていました。
「少女から母に変わり、幼い頃の母の匂いはソフランの心地よい匂いだった」みたいな、そんな「時の移り変わり」も感じさせるやさしい曲。
大好きだった 母の背で
ぬくもりを知った 幼い日
時が経って今 母の気持ちがわかる
泥の汚れは落ちにくい
そんなあなたに朗報
ソフラン ソフラン やわらか仕上げ
8割の園児が選ぶ
ソフラン ソフラン やわらか仕上げ
春の日に薫る香り
(あまり憶えていないので、わからなかった所は適当に作りました)
翌日知ったのですが、ソフランは柔軟剤で泥汚れに強くはない。
そして、ソフランは、P&Gではなくライオンの製品です。
母の気持ちがわからない二人。そんな訳で、「ソフランの歌」はお蔵入りになりました。
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- 2007-04-27
- 普段の生活
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いい歌だと思ったんですけどねぇ、、、5時間くらいかかったのに。
残念です。まぁ、ネタになったからヨシとします。