仕事を終え、居酒屋で酒を飲み、帰宅後に猫の世話をし、やっと一息ついた午後11時過ぎ。
録画しておいたTVドラマ「ライア-ゲーム」を見ていた時に、僕の携帯電話が鳴りました。
某先輩だ。
某先輩は、以前働いてた事務所の先輩であり、非常にリスペクトする先輩。そして、元芸人です。
参加したお笑いライブの準備中に、突然「第一次産業の素晴らしさ」を語りだし、その数日後に「水茄子をつくりに行く」と言い残して、コンビ解散。
水茄子農家を目指し、芸人を辞めてしまったのです。
しかし、弟子入りに行った水茄子農家に、「帰ってくれ」と言われて、再度東京へ。
焼肉屋で働いていたが、「肉は切らせてやるが、給料は出さない。バイトは許さない。」という、理不尽要求により独立。
数年前に、その店も辞め、実家のある大阪へ帰ってしまった某先輩。
悩みもよく相談しましたが、真摯に、そして馬鹿馬鹿しく返してくる某先輩の言葉には、優しさと馬鹿の中にも知的さを含んでいました。
今、僕が友人達に語る事は、少なからず某先輩から受け継いだ言葉が多い。
普段、馬鹿な事ばかりしてる先輩だったが、本当に頭の良い先輩。言葉の引出しが、まさに「ファンタジスタ」。
そんな某先輩ですが、あまり連絡はしません。連絡が来たとしても、半年に1度あるかないか。
それでも、尊敬できる某先輩からの電話。「もしもし」と電話を取ったところ、、、
「おう、久しぶり。あんな、ちょっと聞きたいんやけど、ディズニーランドってお酒ダメやんなぁ?」
、、、、そうですけど。
「な!そうやな!で、ミッキーはたくさんおんのやろ?」
、、、、ミッキーは一人一人の心の中に一人だけいます。
「、、、お前、大丈夫か?悩みでもあんのか?まぁええわ。ありがとう!」
ガチャ、プ-プ-、、、
、、、、半年ぶりの電話がそれかいっ! 某先輩は、そんな先輩です。
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- 2007-04-26
- 普段の生活
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