
葛飾区のとある一軒家に、芸人さん数人で「ルームシェア」して住んでいました。
芸人さん数人が同居している家、それは他の芸人さんも集まる「たまり場」のような所で、終電を逃した芸人さんが、夜な夜なやって来るなんて事もあったようです。
僕の先輩・Yさんも、「終電を逃した」そんな芸人の一人でした。
皆が寝る部屋には迷惑はかけられない。そう思ったYさんは、台所にあるテーブルに座り、小さな電球をつけて「ネタ」を書いていたのだそうです。
「ネタ」が書き終わった頃、すでに午前2時過ぎ。
「やっと終わった~!」と、暗い台所で一人、Yさんはノビをしたんです。同じ姿勢で疲れたのでしょう。両手を天井に向けて、そして両足は前に。
がしっ!
伸ばした瞬間。
Yさんの伸びた両足の「足首」を誰かに掴まれたそうです。そして金縛り。「うわっ!なんだこれっ!」足首を掴んだ「手」にグイグイ引っ張られて驚いたYさんですが、伸びた状態で金縛りにあっている訳で、どうしようもない。
そして、天井に伸ばしたまま金縛りにあって動かない両手。今度は、この両手首も「がしっ!」と掴まれて、グイグイ引っ張り始めた。
両足は地面に引っ張り込もうとグイグイ、、、両手は天井の方に引っ張り込もうとグイグイ、、、。
Yさん、「どっちへ連れてくつもりや!」と思い、突っ込んだそうです。
「どっちやねんっ!」
そのツッコミの瞬間、両手両足首を掴んでいた「手」は、パッと消え、金縛りもフッと解けたそうな。
Yさん、「お笑いコンビのツッコミ役」だったんですが、「ボケよりツッコミの方が人生に役立つ。」と、そんな話をしてくれました。

ツッコミを入れるようにピシャリとクリックしていただけると、天然ボケと言われる僕は、「それ」を否定しつつ喜びます。
すみません、ありがとうございますm(_ _)mでも、天然じゃないっすから!
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- 2010-08-06
- 不思議不思議
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「そんなオチかよっ!」って、聞かされた当時は僕も「ツッコミ入れましたよ」。
それじゃ、怖い話じゃないですからねぇ、、、どんなシメだよ、、、(^^;)
ツッコミ入れちゃうんですねぇ、、、。
ってか、たまに出る職場って、なんだか怖いですね。
飲食店やライブハウス等の「人が集まる場所」ってのは集まり易いっていいますけど、、、(^^;)