
久しぶりに、
「大東京ビンボー生活マニュアル(前川つかさ/講談社)」を読みました。
杉並区のボロアパートに住む、
主人公「コースケ」のビンボー生活と、周りの人とのお話。
僕が上京した当時、やはり貧乏だった
僕の「バイブル」として、たくさんの事を学んだのが、
この漫画です。
地方から上京し、何もないボロアパートに住んでいた主人公と僕。経済事情や食事風景、見事なまでの類似点に、
主人公「コースケ」を「
先輩」として尊敬していた気がします。
金も物もない、殺風景な部屋に住んでいた主人公「コースケ」ですが、その生活には、ほんの些細な事でも楽しめる
「心の充実」があったように思えます。
金がなくてもイイじゃない。豪華な食事じゃなくてもイイじゃない。
ちょっとした事に喜び、楽しめる術が一番必要なのではないだろうか?
この漫画を読むと、
「上京当時の貧乏暮らし」と
「根本にある大事な事」を思い出します。
「ボロは着てても心は錦」。
そんな言葉を、よく表している漫画だと思います。
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- 2011-04-21
- 普段の生活
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