「結(ゆい)」と言う言葉があります。昔からある言葉です。
農家の間の「人対人」のつながり。困っていたら助けよう、助けてもらったらお返ししよう。そんな感じでしょうか?
名作ドラマ「北の国から」にも出てくる言葉で、簡単に言うと
「助け合い」が一番ぴったりくるのではないだろうか?と思います。
世話になった人が、「手を借してほしい」と言うのであれば、それは貸してあげたい。
いつも世話になっている人が「こんな事したいけど、力を貸してくれないか?」と言われれば、それはもちろん、貸します。
「言って下さいよ。やりますよ、喜んで。」と言います。
「世話になる」と言う事があるんだから、それは力で返したい。
お金がある訳ではありません。地位とか名誉とかがある訳ではありません。
僕にあるのは、
自分のできる技術だけで、それしかありません。だから、
それでしか返せません。
力と言うか、自分ができる事で返すだけで、それを重苦しく考えたり、負い目を持ったりしてほしくはないのです。
人の関係って根本はそれだと思う。
その人間性に惹かれたから、それをやるのであって、それ以下でも以上でもないんです。
つい最近、
そんな事を思いました。
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- 2007-10-22
- 真面目な話
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