
たまに行く古い焼き鳥屋さんがあるのですが、定番メニューの中から
「磯辺焼き」を注文した僕。
自宅最寄り駅近郊には、昔ながらの居酒屋が多く、そんな店には
「磯辺焼き」のメニューを多々見かけます。
餅を焼いて醤油、七味唐辛子をふって海苔を豪快に巻いた「磯辺焼き」。うん、、、
美味しい。
有線で昭和歌謡曲を聞きながら、焼酎を飲み、磯辺焼きを食べる雨の夜。
店の老夫婦は、テレビを見ています。
、、、なんでしょう、この「家感」。だらしなく、横になりたい気分です。
おじいちゃんおばあちゃんの家で、のんびりしているような雰囲気を醸し出します。
子どもの頃、共働きだった我が家は、夕方まで祖父祖母が相手をしてくれました。
父母を待っていた時間。焼酎を飲む祖父と一緒に、大相撲や時代劇を見ていた、懐かしい時間。
父母がいない不安がある訳ではなく、そこには、祖父祖母がいた
絶対的な安心がありました。
一緒に磯辺巻きを食べていた訳ではありません。夕食前に食べると、間違いなく夕食が食べられなかったはず。
ただ、店の雰囲気と、磯辺焼きが、そんな思い出にチクチクと触れさせてくれます。
その場にあった、温かく安心した雰囲気。全てを許してくれそうな心地良さ。
イイ店だなぁ、、、。
さてさて、
猫達が待っているし、帰ろうか、自分。

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