ここ数ヶ月、マンション内の猫好き数人の間で、とある問題を抱えていました。
それが、
「野良猫親子の存在」です。
足の悪い雌猫なので、少し不憫なのですが、今年の春に
子猫を生んでしまいました。
数匹は貰われ、一匹だけは残り、現在は親子2匹が、マンションのベランダ、自転車置き場を寝床にしています。
幸い、猫好きが多いのか、ご近所からの苦情が来る事もなく、マンションに住む方の優しさで、現在も
ノンビリしている親子猫。
ノンビリしている場合ではありません。猫は年間、多くて
20匹の子どもを産みます。里親探しもなかなか難しい今、これからも子猫を生んで、可哀想な子を増やす訳にはいかないのです。
そんな訳で、避妊治療を考え、同じマンションに住む猫好きの方と話し合い、予算を捻出。
動物病院にも何軒か相談した上で、あとは
「捕獲」だけです。
そこは、
さすが野良猫。ネットで捕まえようとしましたが、逃げられてしまい、
我が家の網戸が破壊されると言う、治療前に
大損害となりました。捕獲に心も折れ、もう無理なんだろうか?と思っていた矢先の事です。
なんとか、ケージに
捕獲成功。
急いで動物病院へ連絡し、手術の予約。そして、ケージごと自転車の荷台に乗せて、連行です。
通常の手術では、術後に傷が開かないよう、絆創膏を貼り、エリザベスカラーをつけて様子を見るのですが、野良猫ではそれも出来ず。
先生と相談した所、出来るだけ小さな傷口で内側に糸を縫い、アロンアルファのような接着剤でお腹を接着すると言います。
ケージからネットへ移す際にも大暴れした野良猫に、綺麗な女医先生の指も傷を負い、なんだか本当に申し訳ない。
お心付けでも渡したかったのですが、すみません、、、財布の中には
1000円札が2枚しか入っていませんでした。
なんとか不妊治療の準備が整った休日。後は、野良猫の生命力と先生の力におまかせです。重いケージを乗せ、自転車で帰った夜。
さすがに疲れて、スーパーのお弁当で済ませた、休日の晩ご飯。

↑ケージに入れるようにクリックしていただけましたら、ついでに「捕獲成功」の祝杯をあげた僕は嬉しいです。すみません、ありがとうございます。

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- 2016-09-25
- ネコの事
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