
ちょいとカチンと来た事があって予定もなく酒が飲みたいと思ったので居酒屋「K」へ行った。
、、、ら、ママさんが眼帯をしていた。「どうしたんですか!?」と聞くと、コンクリートにぶつけたのだと言う。人には見せられない程に左目が晴れてしまい、眼帯で隠しているのだそうだ。
ありゃぁ、、、そりゃ災難でしたね。なんて語っていたのだが、
「もう、会う人会う人に『どうしたの?』って聞かれて毎度毎度説明するのがメンド臭い!」
なんて話。そうだよなぁ、、、居酒屋のママさんだし、常連客はとりあえず皆聞いてしまうよなぁ。
そんな時は「嘘」をついて遊ぶのはどうでしょうか?たぶん楽しいと思いますがと提案したのだが、
「では、どんな嘘をつけば良いのか?」
眼帯をつけた理由の「嘘」を考えてみる。
「山本館助にインスパイアされた。」、、、いやいや、山本館助が眼帯してたなんて有名な話なのか?そもそも山本館助の情報には疎いので却下だ。
「目が落ちて、落ちた目が親父になってしまった。」、、、ならば前髪で目を隠せと言う話だ。ちゃんちゃんこも下駄も用意したい。そもそもママさんは女性なので却下。
「強盗に襲われて負傷した。」、、、大惨事になっているじゃないか!そんな嘘はシャレにはならないので却下。
「耳たぶのピアスの穴から糸が出ていて抜いたら左目が見えなくなった。」、、、この都市伝説はメジャーか?見えないからと眼帯をつけるのはおかしいので却下だ。
その後、「口さけ女にやられた」「なんちゃっておじさんにびっくりしてコケた」だのと昭和の臭いぷんぷんの話をしていた所で飲み仲間S治君が来店。案の定「目、どうしたんですか!?」と聞くので「ピアスの穴から糸が、、、」とママさんは軽く嘘をついてみたのだが、「ふ~ん、、、。」とイマイチな反応。そして説明。結局説明は仕方ないのだ。
ちなみに旦那である店長の「俺は殴ってないからな!」と言うコメントは、嘘ではなくホントの話だ。
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