
明治初期、西洋から入ってきた
「シチュー」は、炒めた肉野菜にスープを加え、
片栗粉でトロミをつけたのだそうです(※諸説あります)。
もともとは、牛乳や生クリームが入らなかったとか。そんな話を、
某漫画で知りました。
更に調べると、牛乳等を加えるようになったのは、
大正の頃のようです。
、、、作ってみました、
「明治のシチュー」。
バターで炒めた事で、少し
「クリームシチュー寄り」でしょうか。
片栗粉のとろみが、、、
「治部煮寄り」のような気がします。
ただ、とろみが優しく、
これはこれで美味しいです。ご飯にかけるには、こちらの方が良さそうです。いや、
うどんにかけても、、、うどん、、、
うどん?、、、
思い出した! それは、
大阪の「シチューうどん」です。
食べた事はありませんが、クリームシチューで煮込んだうどんではなく、単に
「肉・ジャガ芋・玉ねぎを塩と水で煮た透明なスープに、うどん加えたもの」。それが、大阪にある「シチューうどん」です。
その透明なスープに、「どこがシチューなのか?」と疑問がわいたのですが、
今なら、なんとなく理解できます。
きっと、
明治のシチューが、関西で長く受け継がれたのでしょう。
、、、なんて。どうやら、
大阪の「シチューうどん」は、
戦後の食糧難時代に生まれたメニューらしい。
明治のシチューとは、全く関係ないようです。

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★★★レシピ★★★
材料(1〜2人分)
1.鶏もも肉・・・100g程度
2.玉ねぎ・・・1/2個
3.ジャガイモ・・・1個
4.人参・・・1/2本
5.水・・・2カップ
6.鶏ガラスープの素・・・大さじ1〜2
7.バター・・・大さじ1
8.塩コショウ・・・お好みで
9.片栗粉・・・大さじ1(大さじ2の水で溶いておきます)
#1
鳥もも肉は、一口大に切ります。
玉ねぎ、ジャガイモ、人参は皮を剥き、一口大に切ります。
水を温め、鶏ガラスープの素を溶かしておきます。
#2
鍋にバターを入れ、中火で温め、鳥もも肉を焼きます。
鶏皮に焼き色がついたらひっくり返し、野菜を加えます。
#3
全体に油が回ったら、鶏ガラスープの素を溶いた水を加え、弱火でコトコト煮込みます。
塩コショウで味を調整し、水溶き片栗粉でとろみをつけたら出来上がり。
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- 2017-10-21
- お鍋・汁物料理
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明治時代のシチューは、水溶き片栗粉でトロミをつけるだけだった。
と、聞いて、つくってみたかったんです^^
クリームシチュー、ビーフシチュー程度しか知らなかったので、なんだか新鮮に楽しかったです♪
大阪には、2店舗だけ、「シチューうどん」を提供する店があるんだとか。
こちらもまた、牛乳等を使わないそうです。
今度は、大阪の「シチューうどん」、作ってみようかなぁ^^
音がするようにクリック⭐︎、いつもありがとうございます⭐︎^^
肌寒い日は、温かいスープが嬉しいですよね♪^^
風邪ひきませんように、ご自愛ください。