CGアニメ「機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079」を見て、思わず泣いてしまいました。
ガンダムを知らない方には「?」かもしれません。
アニメ「機動戦士ガンダム」のスピンオフアニメは多く、このアニメもまた、スピンオフ作品。
敵国「ジオン公国」独立戦争時の、兵器開発や技術試験を行う中で起こる人間ドラマ、と言う感じでしょうか?
あくまで、主役は本編の敵国で働く人々であり、そこには、色々なドラマがあるという事です。
これは是非、次代の方々に見て頂きたい。
何故なら、僕は「戦争を知らない子どもたち」世代なので。
ジローズは知っていても、まだまだ30代マンダリン世代。太平洋戦争は知りません。
戦争は未体験なので、語れません。
当時、起こった悲しい出来事も、悲惨さも、目の当たりにしていないので語れませんし、語ってしまうと当事者には大変失礼だと思います。
ただ、このDVDを見る事で、「人間の憎悪と、悪と言う醜さ。状況により、残酷になれると言う事」と、「別れる事の切なさ。理不尽に失う事の悲しさ」は、伝わるのではないでしょうか?
それが、「あぁ、戦争って悲しい出来事なんだよね。」と、思えるのではないでしょうか?
「当事者でない者が、さも知っているような口ぶりで語るな。」と思うのです。
思うのですが、結局、聞く方は、知らないんです。誰がどう伝えるかよりも、伝わった方がどう活かすかとも思います。
「たかだかフィクションアニメでしょ?現実世界が舞台でもない。」
という意見にも、納得します。現実ではありません。
ただ、意味のないものは、ありません。何だって、意味があるはず強調文です。
「機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079」の意味って言うのは、もちろんロボットのカッコ良さとかも、もちろんあります。
ありますが、伝えたい事は、「悪」とそれに伴う「悲」だと思う。
そんな事を考えた夕方。
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- 2008-02-11
- 普段の生活
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