オジサンが作り、オジサンが食べる。そんな弁当は、
ごくごく簡単なものです。
ゴマを混ぜた御飯の上に、カリッと焼いたベーコンと、少し崩して焼いた目玉焼き。残った油と醤油をかけ、青ネギを散らせば
完成です。
会社にて、お漬物とインスタント味噌汁を用意したら、
十分満足なお昼のお弁当です。
ベーコンの油と醤油が染みた、この御飯が美味しい。
「おかずを乗せた御飯」が、オジサンの定番なので、常に「おかず汁が染みたご飯」なのですが、
ちょっと待て自分。
子どもの頃、母が作ってくれたお弁当は、たまに
「おかずの汁」が、御飯に染みていました。
おかずと御飯が、仕切りで分かれていた定番のお弁当。白い御飯が、茶色に色づいた姿を見て、
嫌がっていた自分がいました。
何故、あんなにも嫌だったのでしょう。家に帰って、母に
苦情を言ったのは、一度二度の事ではなかったと思います。
染みても、イイじゃない。染みた御飯、美味しいじゃない。
年をとる度に感じる、父と母への申し訳なさ。
母よ、あの時は、本当にゴメン。お弁当を作ってくれた、母の優しさを思い出し、
心に滲みた日。

↑お弁当に詰めるようにクリックしていただけましたら、茶色く染まった御飯も好きな僕は嬉しいです。すみません、ありがとうございます。

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