肉豆腐と記憶

冷蔵庫に、豆腐が一丁余っていた夜。
玉ねぎは備蓄されていますし、豚コマ肉は買ってきました。
今夜は、これで「肉豆腐」を煮込もう。

、、、、なんて思っていたのですが、すっかり「白滝」の存在を忘れていました。

毎度のうっかりですが、最近、このうっかりなミスが少々気になります。
老化だと、薄っぺらな笑いをかましている場合ではありません。

身近にいる老人達を見ると、なんとも恐怖を感じるのです。
つい先程まで覚えていた事を、全く覚えのない事にしてしまう、この恐怖。
酒を飲んで記憶をなくてしも、うっすらと記憶の断片があります。ただし、この老いによる記憶の喪失は違います。

ガッツリと記憶を失い、相手様に失笑を買うだけなら、まだイイ。
それが、大問題となり、他者に多大なる迷惑をかけてしまう行為。これはマズい。

白滝の存在を忘れた事が、この大問題なのかどうかはわかりません。
ただ、ここ最近の記憶の喪失に、なんだか少し「怖い」と感じる自分がいます。

スーパーへ行き、白滝だけを購入したオジサン（僕）。
忘れる事なく、肉豆腐を作ったのですが、冷蔵庫の中に「かぼちゃスープ」が入って事をすっかり忘れていたオジサン（僕）。

マズいと言うより、そんな自分が怖い。

↑怖いくらいにクリックしていただけましたら、最近、疲れ気味な僕は嬉しいです。すみません、ありがとうございます。



　　
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