飲み仲間・H志さんにDVD「自虐の詩」を借りたので見た。
もともと「泣ける4コマ漫画」と言う事で
本は読んでいたのだ。映像を見るのは初めて。
薄幸な妻・幸江と元ヤクザ・イサオの物語。いつもイサオがちゃぶ台をひっくり返し、幸江が片付ける。そんな話だ。
四コマ漫画で知識は得ていたので映画は見やすかったのだが、これは映画だけ見たらまったく違う印象を受けるのではないだろうか?そんな風に思った。
漫画原作で何が問題かと言えば、それは「時間の制約がある事」である。長いストーリーをなんとか部分的にまとめて映画になるような気がする。「自虐の詩」も然り。もっと深い話の流れがあったのに、、、と、思う事も多い。
例えば「熊本さんとの学校生活」や「幸江さんの不幸っぷり」はもうちょっとほしかったなぁ。と個人的にわがまま言えば思う事である。
それでもこの話で言いたい事は十分伝わったのではないかと思う。
「人間が生まれると言う事がどんな事か」と言う事。幸と不幸がどういう事なのか。「なんて不幸なんだろう?」と自分を否定するのであれば、これを見た方が良い。
クライマックス前に何人かから電話が入る。もう!後少しで泣けるイイシーンなのに!
なんて思っていたが、クライマックス前に十分涙を流した。いやぁ、良いね。
最後の最後でちょっとビックリしたが、、、。
これはオススメである。
- http://ahirukacho.blog81.fc2.com/tb.php/631-d5db5ab7
0件のトラックバック
コメントの投稿