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鶏のエンガワ

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行きつけの某居酒屋で、店長に聞いた話です。
「美味しい食材の部位はあるが、少量しか取れない場合は、レギュラーメニューにはできない。そんな時は、誰かに頼まれなければ、捨ててしまう。」

そんな話をしていました。なんだか勿体ない話ですが、仕方の無い事らしい。
肉のスジを取る等、そういった食材の下処理をする際、邪魔になった少量の切れ端は、捨ててしまうのだそうです。

ただし、そんな切れ端もまた、美味しい

例えば、店長に以前教えて頂いた「みち串」がそれです。
鶏の食道と、その近辺の部位らしいのですが、クニクニした食感で、モツらしい香りもして美味しい。
一羽捌いて1つしか取れない「みち」ですから、当然メニューには乗せられず、普段は捨てているそうです。捨てていたのか、、、言って頂けたら、僕は間違いなく注文します。

さて、、、今夜の「これ(写真参照)」です。

「鶏のエンガワ」と言う部位らしい。スパイスを効かせて、サテ風に仕上げたとか。
アッサリしていますが、肉汁がじゅわりと流れ出て来る、美味しい部位です。「鶏のエンガワ」とは、初めて聞きましたが、これはいったい?

店長に聞くと、「鶏胸肉を下処理した時に、外してしまう端っこの部分」なんだそうです。
料理に使えないので、これもまた、普段は捨てているのだとか。なんと勿体ない。
胸肉なので、もも肉よりもアッサリしているのに、肉汁たっぷりでジューシーなのは、端っこの部分だからなのでしょうか。

今度から、店に来たら、「みち串」と「鶏のエンガワ」は、しっかりと在庫確認したいと思います。

それにしても、「鶏のエンガワ」とは、良いネーミングです。エンガワなんて、通っぽいじゃないですか。昔からあったんですか?
と、店長に聞くと、

「今、テキトーに名前つけた。」

と、衝撃の返事が返ってきました。 テキトーかいっ!

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あひる課長

Author:あひる課長
元・道民。
仕事はよろず屋。麦焼酎と動物をこよなく愛す。
すすきの芸術大学」卒業。


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