
オジサンになるにつれ、
思考の幼児化が進みます。
大人になりたかった子ども時代とは違う、この
矛盾。
オジサンとは、兎角、子どもっぽくあり、幼い考え方をするものです。
ボロネーゼではなく、
ミートソースなんです。
ケチャップの甘みが美味しい、
スパゲティミートソース。
かけるものは、パルミジャーノ・レッジャーノでなく、
粉チーズなんです。
小洒落た名前のパスタ料理よりも、どこかチープで、幼く感じる料理の方がしっくり来ます。
だからこそ、
スパゲティ・ミートソース。
なんなら、
「スパゲッティー・ミートソース」と、あえて言いたい。
古き良き思い出を反芻するのも、オジサンの所業です。
「あの頃は、よかった。」と、失った過去を懐かしみ、噛み締めるのは、年を取れば取る程に、より回数が増します。
人間とは、そういう生き物なのでしょう。
ボロネーゼではなく、
スパゲティ・ミートソースなんです。
子どもの頃、父に連れられて食べた、
あの喫茶店のスパゲティ・ミートソース。
オシャレに決めたいオジサンも多いでしょうが、僕はそんな人間ではありません。
横文字が苦手になるのも、オジサンです。
10年前は思いもしなかった、横文字への抵抗感が、今の僕にはあります。
ボロネーゼ?パルミジャーノ?
いいや、
「粉チーズをたっぷりかけた、スパゲッティー・ミートソース」でしょう。
ボロネーゼよりも、ミートソース。ケチャップたっぷりの、甘い味わいが、
素晴らしく美味しい。

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- 2021-09-16
- 麺・パスタ料理
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