「放送禁止」を、見ました。
2003年、フジテレビ系列で放送されていた番組で、「フェイクドキュメンタリー」というジャンルのものらしい。
某サイトで、その情報を知り、第一回「心霊」を見ました。
「お蔵入りになっていた素材テープを、再編集した番組。
大学生が、次々と失踪。その原因は、肝試しに入った廃墟ビルだと言う。
取材班が、その廃墟ビルを調べるうちにある、一人の男と出会う。
そして、当時の取材スタッフが、、、。」
と言った感じの、第一話「心霊」。
フェイクドキュメンタリーとは、言い換えれば「ドキュメンタリータッチにつくったドラマ」と考えれば、良いのでしょうか。
映画「ブレアウィッチプロジェクト」のようなもの。ノンフィクションのドキュメンタリー番組のように見せた、フィクションです。
フィクションだと知らずに見ていたら、また違った感情が、生まれたのかもしれません。
知らずに見ていたら、最後の最後で、憤慨していたかも。
ただ、新しい演出への挑戦は、好感が持てます。
今まで見た事がない分、新鮮に映り、それがまた面白い。
番組では、ノンフィクションな映像が、要所要所に入り、それによって、お話をリアルに感じさせてくれます。
ただ、その要所要所がリアルな分、要所要所で作られたフェイク部分が、より嘘っぽく見えてしまうのです。
それは、あくまで「フィクションですよ。」と、伝えたかったからかもしれません。
それでも、フィクションドラマより、ドキっとする部分が強く、ミステリーやその類が好きなら、面白いと、僕は思います。
是非、フェイクドキュメンタリー等と、説明せずに、友人達に勧めてみたい番組です。
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- 2008-10-12
- 普段の生活
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