初見

飲み仲間に頼まれていた事があり、行きつけの某居酒屋で待ち合わせ。
「待ってるから早く店に来て。」と、メールがありました。飲み仲間は、早々と店で飲んでいるようです。

「この後、友人が来るんですけど、イイですかね？」

店に着くや否や、そう、彼に言われた僕。別に断る理由はないので、快諾して酒を飲む事に。

しばらくすると、飲み仲間の友人がやって来ました。小学校の同級生だったと言う女の子です。友人って、てっきり男だと思ってたよ。

「あぁ、こいつね。凄いですよ、こいつ。ついこの間の2月に、勤めている会社が倒産して、今、無職なんですよ。
『本日をもって会社がなくなります！』って言われたんですよ（笑）
それがね、初めてじゃなく、務めた会社が倒産したの、これで2度目なんですよ！
なんか良い就職先ないですかね？まぁ、こいつが就職したら、その会社は潰れますけどね！」

飲み仲間は酒に酔い、そんな大変な話を、大爆笑しながら話しています。

、、、、飲み仲間よ、まずは名前を教えてくれ！　初めて会って、初めて知った情報が、現在無職て。

違う違う、まず名前とか年とかを聞いて、しばらく経ってから『実は今、、、』みたいな感じで、倒産話をするのではないのか？


そう言えば、以前も同じような事がありました。それは、別の飲み仲間が、友人と出会った時です。
自己紹介もなく、初めて知った情報が、「妊娠すると乳首が黒くなるの！だから今、私の乳首黒いの！」という凄い情報だった。

だから！　先に名前！